寝子の通り道

頭の中で繰り広げられている脳内(撲殺)ストーリーを小出しに。

不定期発信

年上の女2

前回書いた「年上の女」パート2。 3人を登場させたからには後もう一人くらいは書いとかないとなと思ったけど、めんどくさくなってブログすら開かなかった1週間でありました。
前回は4つ年上のC子のことを書きましたが、今回は9つ年上のB子の話。
嫌な話から消化していこうと思ってるのでこの順番になりました。
B子は今現在も職場にいる年上の女性。
B子は正社員でもう7年か8年ほど勤めているらしい。
前の会社が縮小するか倒産するかで、ぎりぎりまで悩む前に転職しようと思い、今の会社に来たのだとか。確か。
前の会社、その前の会社はそこそこ大手だったらしく、特に地方から来たわけではないのにわりと高額な住宅手当が出て、月収もそれなり、ボーナスもそこそこあった。
年収は今の会社より100万以上ほど高かったそうな。
100万の差って大きいなぁ。。
今の会社はボーナスも出ない、住宅手当も出ない、給料は激安のようだ。
ちなみに私は正社員ではない。週に1回から2回ほどバイトに来ている。メインは自宅での仕事だ。
引きこもりにならず、程よく外の刺激を受けれたらというふざけた理由で働いている。

週末はだいたい出勤しているので、以前はよく飲みに行っていた。
内容はほぼ会社の愚痴だ。
経営陣がみな身内で昔ながらの古い考えの会社だから若い子がすぐやめていくだとか、信用できない人たちだとか、私にばっかりしんどいのを振ってくるとよく愚痴をこぼしている。

私とB子はとにかくお酒が好き。その共通点があれば少々のことがあってもうまくやれると思っている。お酒の力とはそんなものだ。
さらにB子は面倒見がよく、頼るとわりと気持ちよく応えてくれる。人に仕切られるより、自分で仕切りたいタイプの女性である。
そう、私もその年下のポジションにいるときは楽しかったのだ。
いや、今も私からすると9つも上だから年上の女性ということには変わりない。
だけど、違うフロアの人たちとみんなで会社のイベントなどで集まらないといけないとき、「私だけだとおばちゃん一人になるから来てよ」と言われるようになった。
うん、確かに若いクソガキな年ではないのだけど、冗談でもまだおばちゃんと言われる年ではないと思っている私は、結構同じにされるのが嫌なのである。
基本的に私は「おばちゃん」かどうかは自分で決めるものだと思っている。
「おばちゃん」と自分で自己紹介しだしたら、「おばちゃん」の年じゃなくても「おばちゃん」になるのである。
明るい人は好きだけど、女を捨てた無駄にテンションの高い自虐と、それに人を巻き込む人は客観的に見ていても不愉快だと思うのは私だけなのか。
自分もまだまだ若い!がんばっている!という人を馬鹿にする人が結構多いと思うのだけどなぜだろう。
諦めて自虐を言うより頑張っている人の方が良いと私は思うからだ。
諦めるときは一人でどうぞ。誰かを巻き込むときは頑張るときだけでいいのだ。(あ、今私良い事言った。)
多少人とは違うところがあれど、ある程度の一般常識と、自分が大人であることを自覚していれば、「おばちゃん」と名乗る必要などないと私は思っている。というか人のことを「おばちゃん」というべきではない。でも彼女は自分のことを「おばちゃん」とか「BBA」とよく言っているから、彼女はおばちゃんであり、BBAなのだろう。

また最近では仕事でも支障をきたしている。
「おばちゃん」の話とは全然違うのだけど。
私が上の人間に提案したり、話を進めていくのがとても気に入らないようだ。
横から口を出してきて、自分の楽な方へ持っていこうとするのである。
売上を上げるために呼ばれている私からするととても困る行為なのである。
機嫌が悪いときは、何を言っても否定的で、ちゃんと会話のキャッチボールをしようとしない。
挙句の果てには、私がお客さんに説明したことと逆のことをまたお客さんに説明しているということもある
私に対しての意地悪でやっているのは明らかなのだが、もはやため息しか出ない。
ここまで顔にも声にも態度にも出す人がいるのかと感心すらしていた。

そういうことが月に何度かあり、私の中で何かが切れた。切れた?落ちた?
多分私が相手に合わせて、機嫌が悪いときは低姿勢で話す、機嫌がいいときは楽しい話題を振るなどをしていたから、どんどんひどくなっていくのだと偉そうな思いが浮かんでしまった。
私はいつも仕事に行くとき、ある程度一日のモチベーションを出勤時に把握し、明るく元気に勤めるように努力していた
それをやめてみようと思ったのだ。無理に笑顔を作らない、用事があっても別の人が分かるなら別の人で済ます、私からは挨拶以外話しかけない。顔を見ない
うーん、これ結構私にとってはしんどいことなんだよねぇ。
別に私は明るくてはつらつとした人間ではない。プライベートではむしろ人見知りは激しく、無駄な会話はしたくない、基本的に他人に興味はなく、変わり者と言われ続けている。
仕事ではスイッチを入れるようにしているのだ。今では押さなくても勝手にスイッチが入るのだ。
その私がスイッチを切ったままで仕事をするのは逆に大変なのだ。だからブレーカーごと落としたのだ。
これは私なりの仕返しなのだろう。攻撃ではなく、最大の防御。時には跳ね返す盾である。
何日か経って、相手も気づき始め多少気を使いだしたが、もはや私はどうでもよくなっている。
このままこれがナチュラルになれば良い。
へたくそでも会話をすることを諦めない、最低限の我慢はする、これをできない人を私は自分のプライベートの中に置きたくないのだ 。

多分もう以前のように飲みに行ったりすることはないんだろうなぁ。
本人には言えないけど、すごく治していただきたいこと。
とんでもなく会話泥棒です。
そして泥棒してまで話したあなたの内容はさして面白くありません。
張り合うことと対等であることは違うと思います!

私の悪いところ:一度興味を無くしたもの、嫌いになったものを再び受け入れることはない。
下手するとそのうち名前も忘れてしまう。

お酒を飲むのも、映画を見るのも、買い物するのも、寝るのも、結局一人が楽なんだろうなぁ。(ダメダメ!喝!)

あ、以上B子のお話でした。途中でだるくなって、いっぱい抜けてるけど。